| ボツリディオプシス アリツア(黄緑色藻類) |
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| 単細胞で、葉緑体がたくさん細胞中に存在する。葉緑体の間には、多数の油滴が観察される。この油滴の成分を現在分析中。熱帯域の土壌中から分離されたものである。 写真は若い細胞で、成熟すると50-60μmの大きさになる。培養条件によっては、巨大な油滴を形成する。 |
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| ノストック コムネ(ラン藻類) |
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| 丸い細胞が念珠状に連なっており、その一部に特殊な細胞(少し大きく、色素がない)が一個ある。この細胞は空中の窒素を取り込んで、栄養源として利用できる能力を持っている。大きい集団(コロニー)になると、芝生などにキクラゲに良く似た形に成長する。通称イシクラゲと呼ばれている。回りを取り囲む寒天質状の物質は、多糖類で、現在、有効利用を検討している。世界各地の土壌から分離される。 |
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| フォルミジウムの一種(ラン藻類) |
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| 糸状に細胞が連なっており、その周辺部を薄い多糖類の鞘が取り巻いている。この仲間の一種には抗エイズウイルス活性のある物質を含む種類が知られている。 湿った土壌表面に良く見かけられる。世界各地の土壌、樹皮などから分離される。 |
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| スキトネマの一種(ラン藻類) |
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| 糸状に細胞が連なっており、その周辺部を薄い多糖類の鞘が取り巻いている。 しかし、フォルミジウムと違って、枝分かれしている(本当の枝分かれではないので偽分枝と呼ばれる)。この仲間の一種は、エイズウイルスの増殖を阻害することが知られている。湿った土壌表面などに生育している。 |
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| クロロコックムの一種(緑藻類) |
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| ほとんどの種類が、土壌中から分離される。土壌性マイクロアルジェの代表的なグループである。 |
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| トレボキシア エリキ(緑藻類) |
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| 菌類と藻類が共生して、菌類でも藻類でもない特殊な形に生長する地衣類と呼ばれる生物から、分離されたマイクロアルジェ。地衣類の体内では、種々の多糖類を生産して、菌類に供給している。時々、土壌中からも分離される。これからの研究対象マイクロアルジェ。 |
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| ユースチグマツス バイシェリ(真性眼点藻類) |
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| 非常にめずらしいマイクロアルジェで、様々な物質を生産するため、今後の研究によっては、有用なマイクロアルジェとなる可能性が高い。樹皮や土壌中から分離される。 |
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| グロエオスファエリディウム フィルマム(緑藻類) |
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| 世界でもほとんど知られていない特殊なマイクロアルジェ。土壌中から分離される。 |
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| ミルメキア インキサ(緑藻類) |
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| 世界でもほとんど報告されていないめずらしいマイクロアルジェ。熱帯域の土壌中から分離されたもの。 |
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| ムリエラ テレストリス(緑藻類) |
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| 本種もまれに土壌中から分離される種類。有用成分の生産について検討中。 |
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| ディプロスファエラ ムコサ(緑藻類) |
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| 世界でも2〜3ヶ所からしか見つかっていない希な種類。多糖類を細胞から分泌する特徴がある。有望なマイクロアルジェ。熱帯域の土壌中から分離された。検討中。 |
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| デスモコッカス オリバセウス (緑藻類) |
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| 多くの細胞が立体的に寄り集まる。熱帯域の土壌中から分離されたもの。世界で2番目の発見。 |
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| コッコボトリス ベルウカリアエ(緑藻類) |
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| 糸状体で枝分かれする。マイクロアルジェは、必ずしも単細胞ではなく、このように枝分かれするものもいる。もともと地衣類の体内に共生していたものが報告された種類。この写真は、熱帯域の土壌中から分離されたもの。 |
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| スチココッカス バキラリス(緑藻類) |
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| 非常に微細なもので、世界中どこの土壌を培養しても、ほとんどの場所から分離される。その他、樹皮、岩上など大気中にも生育しており、生命力の強い種類。利用の可能性を検討中。 |
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| ディプロスファエラ ショダティ(緑藻類) |
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| この種類も微細であり、一時期14のスチココッカスのグループに入れられていた。 生育は旺盛であり、今後の検討種。世界各地のあらゆる環境から分離される。 |
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| クレブスオルミジウム フラキズム(緑藻類) |
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| 枝分かれしない糸状体。造成地や崖崩れのあとの土壌表面、山火事跡の裸地などに、最初に生育してくる緑藻類。その発生原因は不明。ほとんどの環境下から分離できる。 |
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| クロレラの一種(緑藻類) |
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| 現在、種類を検討中。北極の土壌から分離されたものであるが、熱帯域でも分離される可能性は大である。 |
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| クロレラ エマソニ(緑藻類) |
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| 土壌中から分離されることが多い。また、ゾウリムシの体内に入り込んで共生していることがある。 |
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| クロレラ フスカ(緑藻類) |
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| 土壌や大気中の種々の基物に付着して生育している。写真は、土壌中から分離されたもの。 |
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| クロレラ ホモスファエラ(緑藻類) |
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| 分類上クロレラのグループに入れるのが妥当か否か検討されている。生育が旺盛で、利用の可能性を検討中。 |
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| コッコミクサ |
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| 日健総本社が見つけだした、次世代マイクロアルジェの第一候補。多糖類を、これまで利用されてきたマイクロアルジェの約10倍生産し、免疫効果が約3倍ある種類(藻株)。特殊な写真撮影がされているので、白く見える部分は全て多糖類。写真から分かるように、このマイクロアルジェは細胞の外へ多糖類を多量に分泌している特殊な種類。北極の岩の割れ目から分離されたものである。 |
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| スミレモ |
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| ヤシの幹に付着しているマイクロアルジェ(赤い部分)。スミレモと呼ばれる種類。 |
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| 温室のガラス窓に付着しているマイクロアルジェ(緑色の部分)。 |
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| タイル貼りのバルコニーに生育しているマイクロアルジェ(緑色や黒色の部分) |