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健康の輪デジタル新聞

2005年5月号

[特集]低カロリーの健康食材「きのこ」で免疫力アップ!!

旨味成分たっぷりのきのこ。味だけでなく、低カロリーでミネラル豊富な健康食材としても注目されている。体調を整えたり、病気の予防に役立つきのこにスポットを当ててみた。

 

きのこは“食べる菌”

一見、植物のように見えるきのこ。実は、納豆の納豆菌、ヨーグルトの乳酸菌などと同じ菌類に分類され、生長に光が必要な植物とは違う。

きのこは枯れた樹木、枝、落ち葉などに菌糸を伸ばし、その養分を吸収して生長する。この時、樹木や落ち葉を分解して土に戻すため、「森の掃除屋さん」とも言われ、循環型の自然にはなくてはならない生き物になっている。

食べられるもの、毒を持っているものや、色にも様々あるが、種類を数えると、日本にあるもので4千から5千。名前のついているきのこだけでも2千種類というから、まだ発見されていないきのこもあるかもしれない。

栄養豊富なヘルシー食材

きのこは“菌類”だが、食物繊維が豊富。食物繊維は体の様々な働きを助ける成分で、腸内の有害物質を排出する働きや、血中コレステロールを下げる働き、血圧を下げる働き、便秘解消、大腸がんを防ぐ働きなどがある。また、ビタミンB1、B2、D2が含まれ、糖分がエネルギーに変わる働きを助けたり、イライラ解消、疲労回復に役立つ。また、カルシウムの吸収を助けるため、骨粗鬆症予防にも一役かっている。

◆栄養成分表◆(可食部100gあたり)

 





























B1




B2
生シイタケ 91.1g 2.0g 0.4g 3.7g 4mg 3mg 0.07mg 0.24mg
ナメコ 96.0g 1.1g 0.4g 1.2g 3mg 6mg 0.57mg 0.10mg
エノキダケ 89.7g 2.7g 0.3g 2.9g 1mg 4mg 0.08mg 0.22mg
ブナシメジ 90.4g 3.5g 0.2g 2.8g 1mg 5mg 0.31mg 0.38mg
マイタケ 91.0g 3.7g 0.2g 3.3g 1mg 1mg 0.25mg 0.49mg

五訂日本食品標準成分表より     

がんを予防するきのこ

栄養素の中で注目したい点は、「β―グルカン」と呼ばれる多糖類が含まれていること。β―グルカンはがんを抑制し、予防すると言われているが、これは、きのこを食べることによって、免疫力が高められるため。免疫体に伝わるサイトカインの働きを正常化させ、免疫力が高まるのだ。

特に、カワラタケの「多糖たんぱく複合体」やシイタケの「エリタデニン」からは抗がん剤が作られている。エリタデニンは血中コレステロールを下げる効果があり、生活習慣病の予防にも良い。

体の調子を整える、ミネラルが豊富で、カロリーも低いきのこ。積極的に食事に取り入れ、健康的な毎日を送りたい。

◆いろいろある『きのこ』の種類◆

シイタケ ◎シイタケ
日本ではおなじみのきのこ。そのまま食べたり、だしに使ったり、用途はいろいろ。 人工栽培が主流だが、自生物は、ブナ科の広葉樹に生え、春と秋が旬。
まいたけ ◎マイタケ 
しゃきしゃき感がおいしいきのこ。自生物はミズナラの広葉樹に生え、秋が旬。
ナメコ ◎ナメコ 
ぬめりのある粘液に覆われたきのこ。ブナなどの広葉樹の樹木や切り株に生える。秋から初冬にかけてが旬。
カワラタケ ◎カワラタケ 
枯れた木に生え、傘が重なっている姿はまるで瓦のよう。世界中に分布し、日本では夏から秋にかけてが旬。※抗がん物質が含まれる
ブナシメジ ◎ブナシメジ 
ブナの枯れた幹などに生える。秋が旬。同じ「シメジ」の名前でも、「ホンシメジ」とは別種。
エノキダケ ◎エノキダケ 
よく見かける白くて細長いものは人工栽培。自生物は黄色や茶色をし、表面にねばり気がある。

 

[この病をマークせよ!]しつこい大人のアレルギー「花粉症」「花アレルギー」

花粉がアレルゲンとなって起こる様々なアレルギーの病気は、まとめて「花粉症」と呼ばれています。花粉症は、特定の花粉が飛散する期間に限って起こる季節性の病気です。原因となる花粉はいろいろあり、代表的なものは、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ヨモギ、ブタクサなどですが、スギの花粉症が最も多いと言われています。最近では、ヒノキの花粉による発症が多くなっています。

 

遺伝的体質だけでなく、環境、花粉の量も関与する

何故、敏感に反応する人と反応しない人がいるのでしょうか。花粉症の人の場合には、特定の花粉に対して、IgE抗体をつくり出す機能が普通の人よりも特別に高いのです。その為、花粉を吸い込んだときに、本来は異物を洗い流すために、鼻粘膜から適量だけ分泌されるはずの鼻水が、必要以上に多く分泌されてしまうのです。

花粉の少ない都会の方が、花粉症が多いのは何故?

日本で花粉症が注目されるようになったのは、大気汚染などの環境条件の悪化や、大量に植林されたスギが、花粉を飛ばしやすい樹齢30年ぐらいに生長したことがあげられます。

しかし、花粉症の増加の原因は、飛散する花粉の量や、環境汚染によると思われますが、必ずしもそうとは言えません。例えば、花粉の飛散量からすれば、都会よりも、地方の山林の方がはるかに多いわけですが、花粉症の割合は、都会の方が、明らかに多いのです。その原因は、大気汚染に関係しているのではないかという考え方があります(図1参照)。

【図1】都心の高層ビルとスギ林に囲まれた町でのスギ花粉の時間ごと比較
(図解)

大人の鼻アレルギーの原因は、主に花粉とダニ

季節に関係なく、1年中症状があらわれるケースでは、ダニやハウスダスト、食物によるアレルギーが考えられ、季節によって発症するケースでは、花粉が原因だと考えられています。大人の場合は、花粉によるものが多くなっています。

外出時はマスクをするなど、セルフケアが大切

(1)症状を重くしないことが大切
症状が少しでも出たら、初期のうちの治療が必要です。アレルギー性鼻炎は、自然治癒が非常に難しい病気です。

(2)マスクはなるべく新しいものを 
花粉症の予防用のマスクに必要な性能は、「花粉を通さないこと」と「息がしやすい」という2点です。安いマスクを使い捨てにする方が効果的です。

(3)花粉を室内に持ち込まないようにする 
うがい、洗顔、鼻をかむなどして、花粉を落とすよう心がけましょう。

[アレルギー性鼻炎のしくみ](1)特異的なIgEが作られる。(2)アレルゲンと特異的IgE抗体が結合する。(3)ヒスタミンなどが放出される。

 

[気になる実になる健康講座]温まって健康促進─入浴の効果

お風呂好きだと言われる日本人。お風呂に湯をためて体を温める「入浴」にはシャワーにはない様々な効果があり、私たちの疲れた体を癒してくれます。

 

“お湯につかる” ことの大切さ

1日の終わりに、湯船につかるとホッとする・・・。 このひといきつく感覚は、科学的にも立証されていて、「浮力」「水圧」「温熱」の3大効果があると言われています。

○浮力 
水中では、物の重さが約1/10になるため、入浴中は体の重さから解放され、筋肉の緊張をほぐしてくれます。

○水圧 
体に水から圧力がかかって、マッサージ効果が得られます。滞っていた血液やリンパ液が圧力によって押し流され、血液の循環が良くなります。また、筋肉にたまった疲労物質も排出されやすくなります。

○温熱 
体が温まると、血行促進、新陳代謝の活発化、体内の老廃物が排出されます。

また、お湯の温度によって、体へ信号を送ります。 ぬるめのお湯では、リラックスモードに。熱めのお湯では、戦闘モードに。夜、入るなら、ぬるめのお湯でゆっくりと疲れを癒し、朝、入るなら、熱めのお湯で体を目覚めさせることができます。

冬の寒い日は体が温まったまま布団に入れば、良い睡眠を促し、夏の暑い日にぬるめのお湯に入れば、疲れがとれる入浴。これには、健康を保つための大きな意味があったのです。

半身浴のすすめ

みぞおちから下だけ、お湯に入る「半身浴」。疲労回復、冷え性防止に役立ちます。下半身だけの入浴ですが、むくみやすい足の血行を促すことによって、全身の血が流れ出し、体を芯から温める効果が得られます。

上半身は水圧による負担がかからないので、高齢者や心臓の弱い人におすすめです。

やり方は簡単。38度から40度のぬるめの湯にみぞおちまで入り、20分から30分ほど少し長めに入るだけ。最初、上半身が寒いと感じる場合は、湯気を充満させて浴室内の温度を上げておいたり、お湯をかけたり、乾いたタオルを肩にかけておきます。

そのうち、ほんのりと上半身が汗ばんでくる頃には、体は芯から温まっているはずです。

医学的にも根拠のある温泉療法

「お湯につかる」と言えば温泉。言葉を聞いただけでもリラックスできそうですが、お湯に含まれている様々な成分が病気の治療としても利用され、心身を健康にさせてくれます。日本には正式に、「温泉療法医」がいて、科学的な温泉利用法などが研究されています。

泉質は大きく9種類に分かれ、それぞれ、いろいろな症状に効果があることが証明されています。また、温泉そのものの効果の他に、旅行の雰囲気や周囲の景色にもリラックスを誘う相乗効果があるので、時には、温泉旅行をするのも、健康を保つ秘訣になります。

さらにリラックスできる五感入浴

入浴の楽しみは無限に広げることができます。五感を働かせる自分好みの入浴で、もっとリラックスしてみませんか。

例えば、入浴剤で香りを楽しんだり、音楽を聴きながら入ったり。ラベンダーやカモミールなどのハーブは、ストレスなどの緊張をほぐすなど、香りの効果は脳の中枢神経を刺激し、気持ちや感情に働きかける作用があります。

安全・安心入浴法

食事の直前・直後の入浴は避ける
入浴すると胃腸の働きが低下するので、消化を促すためにも、食事との間隔は1時間あけましょう。
お湯の量は適量に
浴槽が深い場合、お湯の量が多いと、体に水圧がかかって、疲れやすくなります。血管やリンパ管に負担をかけることにもなるので、あまりお湯を深くためないようにしましょう。
浴室と脱衣所の温度差は小さく
裸で温かい場所から急に冷えた場所へ行くと、体に負担がかかります。浴室は湯気などで温めてから入るように。また、いきなり、湯船に入るのではなく、掛け湯で体をお湯に慣らしてからにしましょう。反対に、湯船から上がって脱衣所に出る時は、体が温まっているので、脱衣所をヒーターなどで暖めておくと、体の負担になりません。
ぬるめのお湯がおすすめ
あまりにも熱いお湯に入ると、血液の粘性があがり、血圧が上昇します。高血圧の人や心臓の悪い人は特に注意。ぬるめのお湯でリラックスしましょう。

 

温泉泉質早わかり
●単純泉
含まれている成分の濃度が薄い温泉。濃度は薄いが、成分はそれぞれ違う。無色透明無臭が多く、体に刺激が少ないため、高齢者や病後の回復に適している。
●単純二酸化炭素泉 
熱いと二酸化炭素が逃げてしまうため、34度以下のぬるい温泉が多い。しかし、体も芯から温めてくれる。日本には少ない。末梢血管を拡張させて、循環器疾患に効果あり。
●炭酸水素塩泉(重曹泉) 
重曹を含むアルカリ性で、皮膚の老廃物を洗い流す。いわゆる「美人の湯」で、お肌はスベスベに。ナトリウム、カルシウム、マグネシウムが含まれている炭酸水素塩泉がある。
●ナトリウム−塩化物泉(食塩泉) 
成分は海水に似て、なめると塩辛い。入浴後の保温効果はとても良い。日本に多い泉質。
●硫黄泉 
玉子の腐ったような独特な臭いが特徴。刺激が強いので、高齢者や皮膚の弱い人には不向き。高血圧、動脈硬化症、痔に良いとされている。
●硫酸塩泉 
動脈硬化の予防になると言われている。細かくは、高血圧にも効果がある「ナトリウム硫酸塩泉」、打ち身ややけどなどの鎮静効果がある「カルシウム硫酸塩泉(石膏泉)」、少量のマグネシウムが加わる「マグネシウム硫酸塩泉(正苦味泉)」、皮膚や粘膜を引き締める「アルミニウム硫酸塩泉」がある。
●鉄泉 
その名の通り、鉄分を多く含み、空気に触れると酸化して褐色に変化する。貧血や痔に効果あり。
●酸性泉 
強い匂いと殺菌力がある。慢性皮膚病や月経障害に良いと言われているが、肌にしみることがあるため、皮膚の弱い人には不向き。高齢者や乾燥肌の人も避けた方が無難。
●放射能泉 
放射能と言っても、微量で、気体で湧き出した後は、空気中に散るので、心配はない。俗に、「ラドン温泉」「ラジウム温泉」と呼ばれている。高血圧症や慢性婦人病、リラックス効果もある。

 

 
イスラエル地図

[トピックス]癒しと美の泉「死海」

古の聖書の時代から、歴史に名を刻むイスラエル。地中海の南東沿岸域に位置する小さな国です。
ユダヤの人々は、2000年に及ぶ離散、そして戦いの連続を、民族の固い絆で乗り越え、父祖の地イスラエルへの帰還を果たし、悲願であった建国を実現しました。
古代と現代が調和した、異文化の魅力にあふれた国、イスラエルについて、あまり知られていない側面も含め、ご紹介します。

塩分濃度が普通の海水の約10倍、生物がほとんど生息出来ない事で知られている―「死海」。その死海に唯一生息する生命体が微細藻類『ドナリエラ・バーダウィル』です。時折、夕刻になると、ドナリエラが太陽の光を求めて湖面に上がってくることで、普段はエメラルドグリーンやライトブルーに輝いている死海の湖面の一部が、オレンジ色に染まる神秘的な光景を目にする事が出来ます。


塩の結晶があちらこちらに見える死海の風景

死海は、イスラエルとヨルダンの国境沿いにあり、総面積が1020q2、南北に78q、東西に18qと細長い塩湖です。また、海抜マイナス400mで世界一低い土地としても有名で、そこへ足を踏み入れた自分が、海面より低い世界に普通に立っていることに、とても不思議な感覚を楽しむことが出来ます。

また死海は、塩類や硫黄が含まれるヨルダン川の水が流れ込むのに対し、低地でヨルダン渓谷の底に位置するため、湖から流出する川が存在しないことから、『流れ出ることのない湖』と言われています。

湖には、1日の総量で約700tの水が流入するのですが、乾燥した気候や、強烈な太陽の照りつけにより、湖の水がどんどん蒸発していくことから、年々その水位は下がってきています。

死海では、浮き輪が無くても浮きます。

死海というと「湖面に浮き輪を着けずに浮いている人」の写真を連想する人も多いと思います。これは、塩分濃度が高い死海ならではの光景ですが、宇宙空間の無重力状態のような、日常にない不思議な快感があり、リラクゼーション効果が得られます。

死海の水には、天然ミネラルが、一般の海水の約20倍も含まれており、ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどが豊富に含まれています。そして個々のミネラルは、身体の60兆個の各細胞に働きかけ、血液の循環を高め、皮膚からの老廃物の除去を促進させます。その中でもマグネシウムは、皮膚の保湿効果に優れているため、肌をしっとり滑らかにする効果があります。

死海の水や泥、塩といった天然資源は、遥か昔から人々に癒しの恩恵を与えてきました。 アリストテレス、シバの女王、ソロモン王、そして、かのクレオパトラ女王も死海の神秘を知り、美意識が高く知性に溢れ、博識でもあった彼女は、「死海」がもたらす美容効果に魅せられて、美容法として自ら取り入れ、この地方に化粧品工場を作ったとも言われています。そして彼女は後世に、「絶世の美女クレオパトラ」として歴史に名を刻んでいます。

『死の海』という名称とは反対に、人が生きるための「健康」と「美」の神秘と奇蹟が存在する湖。現代の環境の乱れや、精神的ストレスから、著しく弱まっている人間本来の「自然治癒力」を取り戻すために、一度訪れてみてはいかがでしょうか。


死海に生息する微細藻類「ドナリエラ・バーダウィル」

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